<剣の国>に住むさまざまな特徴を持った人々。
ベルの師シアンの月瞳族をはじめ、巻き角を持つ弓瞳族、男女二つの姿を持つ水族、力自慢の水角族や四蹄族、そのほか月歯族、蛍族、足長族など多くの種族が暮らす。
ユリ科の鋼鉄でできたベルの大剣。
剣作家ドランブイによって作られ、「無何有郷」を意味するというEREHWONの刻印が刻まれている。
鉄塊のような見た目だが、戦闘中はユリの花のように輝く。
<剣の国>を出て世界を旅することができる者。
国を出るには、ローハイド王によって与えられる契約の儀の試練を受ける必要がある。
また、旅の者はその身に旅の呪いを帯びると言われている。
<剣>と<花>の咲き乱れる剣士たちの国で、ローハイド王が治める。
<剣の国>では生物や鉱物など、多くのものが植物に由来しており、鳥や魚も<花>と呼ぶ。
鋼鉄もまた、剣士がその実を大切に育てる事で立派な<剣>へと成長する。
他人に指南を行う者。
ラブラック=シアンは教示者として、シャンディ=ガフやベルを弟子とし、剣の指導を行った。
ベルが持つ大きな剣<唸る剣>が発する咆哮。
剣の腹などに刻まれた古代文字。
ベルの剣にはEREHWON、シアンの剣にはENOLAなど、剣によって異なる文字が刻まれている。
旅の者を志す時、先達の血を介して継承される呪い。
呪いの形は人によって異なり、特定の行動や能力が制限されたり、身体に影響のでるものなど、さまざまである。