時刻によって色が変わる石。
クォーツの森が産地。藍、青、緑、黄、赤、紫の色相環で、時刻と方角を知ることができる。ベルはペンダントとして身に着けている。
<剣の国>から遠く離れた<硬貨の国>に住む種族。
旅の長耳族に遭遇することは非常に珍しく、そのため彼らに出会うと幸運が訪れると信じられている。故郷の<硬貨の国>は魔法だけでなく、旧い神代の技術にも精通しているという。
<剣の国>の都で、ローハイド王の城を擁する街。
城のある中央区を中心に、6枚の花弁をもつ花のような形をしている。
<剣の国>の都市のルール。
都市の住人は生まれつき〈正義〉と〈悪〉のどちらかに定められており、住む場所も区別されている。そのため、〈正義〉の人々を城内民、〈悪〉の人々を城外民と呼ぶ。
<剣の国>の都市で剣を使うための許可証。
決闘許可証なしに剣を振るうと牢囚の塔へ投獄されてしまう。
この世を楽しめなくなった者たちの慣れ果てで、影法師のような集団。
異空間から現れては神代の言葉を唱えてさまよい歩く。その異形の姿と嘆き声は、現れるたびに都市の住人を不安にさせている。
楽器を奏でて農作物を育てる人々。
大地の演奏者とも呼ばれる。大切な食料を生産する人々のため、しばしば〈悪〉の襲撃により、さらわれることがある。
ベルの頭の中に響く、自意識とは別の声。
一人で都市へ向かった頃から聞こえ始める。自分が見聞きしたことのない知識を伝え、ベルを導こうとする。
<剣の国>の紋章を象った、城の3つの広間の総称。
剣樹神を囲んだ広間はそれぞれ<⽟座の間><剣闘の間><舞踏の間>と呼ばれ、それぞれの広間に劇場のような舞台を持つ。
<剣と天秤の間>の中心に生える巨大な樹であり、<剣の国>を治める神の依り代。
朽ちる事なく増殖を繰り返すという癌種の剣の樹で、その幹には無数の刻印が明滅している。