剣作家ドランブイが錆び果てた鋼で作った片刃の剣。 「永遠に枯れ続ける剣」とも呼ばれ、アドニスが手にすることで、剣身が腐敗したように歪み、ささくれだったり螺旋状になったりと、様々に変形し続ける。
この世の太古からの秩序を滅ぼし、新たな世界を出現させる存在とされる、この世界の大いなる謎のひとつ。 <剣の国シュベルトラント>の神の秘密とも関係している。
理由(ことわり)に対して疑念を抱く存在。 シアンとドランブイはアドニスを懐疑者として育て、理由の少女とされるベルと対峙させようと目論んでいる。