STORY

十一

郷愁。いま残響に芽吹く

アドニスとのいさかいや<悪>の陣営との戦いで心身に不調を抱えたベルは、自室にこもり荒んでいた。心配し様子を見にやってきたベネットだが、まったくとりあってもらえない。今の自分では役に立てないと気づいた彼は、ベルを癒すため、ある大きな決断を迫られる。そんな折、かつてカタコームのティツィアーノ討伐戦でともに戦った<悪>の指揮者ジンバックの訃報が届く。